ピラミッドデーの午後はついにギザ地方の3大ピラミッド+スフィンクス観光です。世界各国からたくさんの人から集まっている感じですごい熱気です。さすがピラミッド!わかる!ちなみにランチのチキン&コフタ(たぶんエジプト料理)は美味しかった。やっぱ美味しいエジプト料理屋もあるのですね。あたりまえか。
入場チケットはいろいろな種類がありますが目的に合うものを選ぶのがよいですね。けっこうお値段違います。HISツアーはクフ王+太陽の船博物館の共通券で500エジプトポンド(約3000円 日本の感覚だと安いけどエジプト感覚だとかなり高め。クフ王ピラミッド内に入るのはたしか100エジプトポンド)。エントランスを超えてクフ王のピラミッドに向かいます。今回のエジプト旅行の第一の目的はクフ王のピラミッド内部にどうしても入りたかったからです。
内部はこんなかんじ。
内部はすべて公開されているわけではなく入れるのは王の間です。女王の間、地下の間、は閉鎖されてます。現在の入り口というのは当時建築された時のものではなく9世紀にイスラムの偉い人が部下に開けさせたといわれている穴を利用しています。
入り口から中に入ると、細い回路のようになっており、狭い道を数メートルのはしごをあがり横幅2mくらい高さ1mくらいの狭い上昇通路に出ます。かがんで歩くかんじです。そこを20mくらいかな?進むと大回路にでます。大回路は天井までが約10mくらい(めっちゃ高い!!!)で横幅2mくらいの細い道の急な坂になっており実にかっこいいんです!
こんなものが4500年も前に建築されているなんて意味不明です。精巧な器械の内部にはいったような感じで興奮しました。ピラミッドの外壁は時間も経ち風化しているのですが、内部は綺麗でエッジのはっきりした石の建築物が本当に美しく目眩がします。あれはいったいなんなんでしょう。そもそも石をこんなにきれいにカットして垂直で石の間に隙間もまったくなく。4500年前の人間の技とは思えません。
回路や「王の間」には一切絵や文字は描かれておらず、大回路を登り切ると控えの間という場所につきます。その先に目的の「王の間」がでてきます。「王の間」の広さは、幅5.25メートル 奥行き10.5メートル 高さ5.8メートルだそうです。
奥にすすむと石の棺桶がおいてあります。これって『はいるべき人が入れば何かが起きる』系としか思えませんでした。「王の間」はとても暑くてただその暑さがなんか普通じゃない、む〜〜〜んという感じ。熱気プラス波という感じです。これはやばいと10分ほど滞在してみました。最初ははっきりと分からなかったのですが、ずっと佇んでいると360度から身体に圧迫感というかジンジン今まで感じたことのない、空間に圧力を感じるというか、何かよくわかんないけどエネルギーのようなものを四方八方から感じます。360度ってとこがミソで、この感覚は今まで生きてきて初めてです。言葉だとうまく伝わらない気がするのですがあえて言葉にするなら びよびよ じんじん びよびよ じんじん む〜〜ん という感じです。だんだん頭もクラクラしてきてなんかやばい。と思いお邪魔いたしました。と部屋を出ました。
「王の間」までは狭い長い回路を これから行く人 これから帰る人 がすったもんだな感じでぎゅうぎゅうで行き交うのですが びよびよ じんじん 後なのでなんだか元気になってしまい、狭い道かつ急な斜面でもうぐったりなすれ違う外人観光客に この道でさいごだよ!がんば! みたいな感じで話しかけちゃうくらいイケイケになってしまいました。遠いエジプトにきてクフ王の内部にはいるという謎の一体感でしょうか。
この後はのこり2つのピラミッド+スフィンクス+太陽の船と観光いたしましたが、クフ王のピラミッドががあまりに強烈すぎてほとんど覚えていません。覚えているのは観光地にぜったいいる、ゴリゴリな若い民族衣装売りに必要以上に絡まれぐったりしたことくらいでしょうか。強引ですごかった。やや恐怖すら感じるくらい。あれインド超えてる。エジプトすげーぜよ。
チケット売り場
ギザmap です
クフ王のピラミッドでかすぎ!
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スフィンクス 大人気☆
カフラー王のピラミッド
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