誰もが一度は悩むこと。『自分はどんな才能があるんだろう?』10代20代などは特に考えてしまいますよね。僕はこのことを考え出したのは実は30代くらいでした。(おそいですね)基本的に興味のあることというか、好きなことに関わってきていたのであまり考えた事がありませんでした。会社をやめて独立してフリーランスのグラフィックデザイナーになったとき、唐突に不安になりこのことを考え始めました。この仕事は好きだけど、自分にあっている仕事をしたほうがうまくいきそうだし、いまの職種でうまくいくのかな?と考えだしたのです。(おそいですね その2)誰もにあてはまるようなこれだ!というこたえはありませんが、僕なりに思うたぶんこの調べ方けっこういけてるはず。ってのがあるのでぜひ参考にしてみてください。
人間には五感があります。「五感」の意味は目・耳・舌・鼻・皮膚を通して生じる五つの感覚のことです。
視覚
聴覚
触覚
味覚
嗅覚
このなかであなたが一番これは敏感だなと思う感覚はなんですか?というか、何かを経験したときこれは許せない!って気持ちが一番強くでる感覚を探してください。たとえば食べることが大好きな人はあまりおいしくない食事が許せない!って思うようなことです。これは味覚ですね。あまりいいと思えない音楽をきいて許せない!って気持ちが強くでる人は聴覚が敏感だと思います。この5つにはっきりあてはまらない感じの事柄もたくさんあると思いますが、自分はこれは許せない!って感覚がつよいものを探してみてください。このとき人間関係ははぶいてください。ものとか体験した純粋なことがらで探してください。
これは許せない!って気持ちですがあまりいいものではないような気もすると思いますが、実はここに才能が潜んでいます。これは許せない!だと少し強めな感じなのであてはまらないなぁと言う人は これは好きじゃない でもよいです。あとは なんか、違和感かんじるなぁ とか。これじゃないなぁ とか。ここらへんの気持ちはあまりよくない負の感情な気もしたりしますが大きなヒントになります。
そもそも才能ってなんでしょう?
世の中はたくさんの人が生きていて、なにか自分より詳しい、もしくは、秀でたものがある事を仕事にしている人がみんなの役に立つし喜ばれます。そこを知りたいんだよ!って話になりますがそのヒントがこれは許せない!などの嫌悪感です。何かに嫌悪感をいだくってことは、もっといいものを自分は知っているし求めているってことなんです。これが才能ともいえるし素質ともいえることです。みんな自分のことしかわからないので自分では普通だと思っていることが他人にしてみればすごい!と思われるようなことだったりします。
たとえば僕はけっこう、ほとんど何食べてもそこそこおいしいじゃん?と思えるある意味、幸せな味覚の持ち主ですのでそんなに食にこだわりがありません。もちろんすごく美味しいものはわかるけど、さして特徴のない近所の定食もそこそこ美味しいので嫌悪感などはわきません。しかも食事の時に大事にしているのはお店の雰囲気とかなのでさらに味覚に関する重要性は低めです。味に対する嫌悪感(不満足)がでてこないってことは、その時点で満足しているんです。五感でいえば味覚の発達具合はごく普通(もしくはやや劣る(ほっといてください))なんだと思います。すごく味覚の発達した人はたぶん満足できない気持ちが強いので これは好きじゃない なんか、違和感かんじるなぁ とか。これじゃないなぁ とか感じるのです。それはどういう事かというと違いがわかるって事です。すごく単純な話でA店よりB店のが美味しいってわかる。ってことです。
違いがわかるっていうのは実はすっっっごく大事で、仕事の基本だったりします。違いがわからないと、すっとこどっこいな仕事っぷりになって、だいたいうまくいきません。ていうか違いのわからないことを仕事にするなんて、ある意味、拷問です。違いのわかることを仕事にすると大抵うまくいきます。なぜならそれが他人より秀でる才能だからです。そして違いがわかることって、だいたい自分の興味ある事とか大好きなことなんです。そこも才能のとても大きな要素で、しつこく、地道にあきらめずその道を探求する。ある意味それが本当の才能だったりします。好きなことならそれができます。
自分にはどんな才能があるのだろう。って悩んでしまったときは、嫌悪感を感じること、五感でいうとどこが敏感かな?と普段の生活で意識してみてください。その先に才能が隠れています。みんな才能あるから大丈夫。
ココ・シャネルもいってます『わたしは人一倍、嫌悪感に敏感なだけ』
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