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人生 初インド一人旅 その6(ガンジス河)

宿から一番近いガートはダシャーシュワメード・ガートでした。徒歩5分くらい。

ガートとは川沿いに階段で作られたの沐浴場。ガンジス河のほとりにはいくつものガートが連なっており、ヒンドゥー教徒はここで沐浴をしてガンジス河に祈りを捧げます。毎晩ヒンドゥー教の祈りの儀式「プージャ」が行われます。ガンガーを流れる水は「聖なる水」とされ、沐浴すればすべての罪を清め、死後の遺灰をガンガーに流せば輪廻からの解脱が得られると信じられています。(ややコピペ)

って随分、都合いいなおィ!!罪ってなんでしょう。定義を知りたい最近です。だけどね〜実際あの場所にいくヒンドゥー教に見識がない自分でも、少しばかり考えてしまう空気があるのは確かです。信じるものは救われる。最近好きな言葉です。僕の解釈は、おおざっぱにいうと「信じると決めたのなら、その自分を信じよう」って意味です。
水質はすっごい汚いって話だったけど、そんなに汚くないよ。ガンジス川も近代化が進んでいるのでしょうか。やるねモディ首相。ガンガー(ガンジス河)にはたくさんの人がインド全土から各々の目的を果たすために集まっており不思議な空間。祈り、生活、死(火葬場)、人、動物、たくさんレイヤーが入り組んでいる感じです。バラナシ行ったら何しよう。とりあえず川沿いを歩こう。と思っていたのでダシャーシュワメード・ガートから下流に向かって歩いてみました。今日はお日柄もよくお散歩日和ですね。と優雅に歩いているといきなり目に入る火葬場。死体が燃えてるぞ?どんな散歩だよ!と思いつつゆっくり歩いていました。するとWhere are you from?と3人くらいの現地ボーイズに声をかけられ。
怪訝にするのもなんだかそんな気分ではないので トーキョー ジャパン と答えると、「そうなんだ〜」(やや片言)といきなり日本語。びっくりしてしまい日本語はなせるの??と聞くとちょっとね。と。これは噂によく聞くもしやあれでは。。。地球の歩き方にも書いてあったような気がするぞ。。。という不信感もあるのですが少し不安な時に耳にする日本語の安心感に誘惑されだんだん気を許し話もだんだんはずみ。気がつくと3人いたボーイはその日本語ぺらぺらボーイのみになっていました。sagiフォーメーションでしょうか。

「なんで日本語できるの?」
Sボーイ「ここで覚えた。日本人と話して。英語より日本語のがうまいくらい」(やや片言)
…(英語もできんだ。すごいな)以降()内は俺の心の声
「すごいじゃん、頭いいんだね」
Sボーイ「そなことないよ。簡単だよ。やる気さえあれば」(やや片言)
…(ていうかほんとすごいじゃん。尊敬するわ。ここで生きていくために必要なのか。)
いろいろ身の上話とか、日本の宗教観の話をしながら30分くらいたった頃。
Sボーイ「っていうか、さっきも言ったと思うけど俺ほんとに日本語のが得意なんだ、今までわざと下手に喋ってた。ほんとはもっとうまいんだよね」
…(え!最初は片言のが不信感が少ないという用意周到な作戦??すごすぎる!!ていうかなんでばらす!)
「まじで日本語うまいじゃん!」
Sボーイ「有給とってインドきてんの?」
「俺は自営業だから無理やり休み作ってきたよ。今年はずっと働いてて少し疲れた。いろいろ考えたかったんだ」
Sボーイ「そっか。日本人は働きすぎだよ。会社のために働くんだろ。もっと自分のために時間を使うべきだ。会社のために働いて何が残る?君は違うけどね」
…(あれ?いきなり説経?)
Sボーイ「俺なんてほら、今だって君と遊んでるぜ。仕事もあるけどね」
「仕事なにしてんの?」
Sボーイ「先輩の店を手伝ってる。近くだよ。あとで寄る?」
「そうなんだ。あ、あそこが火葬場だよね」
Sボーイ「ヒンドゥー教はここで火葬されることで輪廻から解脱できるんだ。あそこで焼かれる人、焼くことのできない人がいる。子供、妊婦さん。蛇に噛まれた人もだめだ。わかる?蛇は神様だからだめなんだ。そういう人は河に流す。今は規制が厳しくて昔のように簡単には流せない。もっと近くでみたい?」
「ううん、ここでいい」
二人でぼーっと火葬場の途絶えない火をみている事10分くらい
Sボーイ「おれらも死ぬんだぜ。みんな死ぬんだ」
「うん。そだね。」
Sボーイ「人生なんてあっという間だ。やりたいことやったほうがいいと思わない?」
「何がやりたいの?」
Sボーイ「今の仕事をもっと大きくして自分の店を持ちたい。もうすぐ中国人の子と結婚する予定なんだ。観光客は日本人がとても減っている。日本の若い人は旅行しないね。今は中国人が一番おおい。」
「こんだけ日本語話せるくらいの頭があればなんでもできるじゃん。日本語って難しんだよ。ちゃんと自分の意見ももってるし、ガイドでも食っていけるしなんでもできると思うよ」
Sボーイ「そうかもね。。。君は結婚してる?」
「してないよ」
Sボーイ「え!なんで?彼女は?」
「いないよ」
Sボーイ「なんで?」
「なんでだろうね。わからない」
Sボーイ「親がいて今の自分がいるんだろ?結婚しなきゃ。大事なことだよ。」
「そうかもね。。。」
…(なんか疲れたな。)
Sボーイ「これからどうすんの?」
「さっきバラナシに着いたばっかりだから、一人でうろうろしようかな」
Sボーイ「いろいろ案内するよ。行きたい所ある?」
「ありがと。今は一人で歩きたい気分なんだ。」
Sボーイ「OK。夜は何してる?ここで※プージャがある、みたいよね?いい席とってあげるから一緒にみよう。その後一緒に飯いこうよ。酒飲むでしょ?」
「え?インドは酒だめじゃないの???」
Sボーイ「飲むよ?俺はよくのんでる」
「そっか、プージャは絶対みたいからいくよ。夜の予定は決めてないから飯はまだわからない。」
Sボーイ「なんで?せっかく知り合ったのに。インド人と知り合う事なんて滅多にないだろ。まぁ考えといて。宿はサンタナだよね。5:45分にサンタナから通りにでる場所でまってるから。またあとでね。」
「わかった」
…(インドって男性同士で肩を組んで歩いてるのよくみるけど、俺がインド人に肩組まれてガンジス河沿いを歩くなんて夢にも思わなかったな) 続く

キャプションガンジス河のほとり ガート周辺(どこか忘れた)
※プージャ ガンジス河の祈りの儀式 バラモン(司祭階級)によるヒンドゥー教の礼拝です。

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