2001年宇宙の旅はいつか見ようと思いつつ、まだ見たことのない映画だったんですけど、今回のモノリス騒動でやばい見なくてはとお正月にみました。僕は、あぁ、これって今まさに起こっていることじゃないか。
なんだか見なきゃって、いきなり思ったんだけど、なるほどなと思いました。なかなか難しい話なので解釈はそれぞれかと思いますが、僕が感じたストーリーはこんなかんじです。
Part1
人類が文明を築く400万年前、人類の起源とされる猿が生息している地球の時代から始まります。猿は飢えや生存競争にあけくれる日々を送っています。そこにどこからともなく黒い石板のような謎の物体モノリスが登場します。モノリスにふれた猿が知識を得て骨を武器にすることを覚え進化します。
Part2
場面は代わり人類が宇宙に行く時代。人類は月にも住んでいます。その月に謎の物体が発見され極秘調査に向かいます。月で何が起こっているかは極秘なため、政府は「月に伝染病が蔓延している」という嘘の情報を流し世間の目をそむけます。月に出現した謎の物体モノリスは太陽の光を浴びて強力な信号を木星向けて発信し作動し始めます。
Part3
数年後、5人の搭乗員と人工知能HALが木星探査に向かいます。木星探査という名目に疑問を持つHALが主人公(ボーマン船長)にどこまでしっているのか遠回しに疑問を投げかけます。何も知らないボーマン船長は会話が噛み合わずHALは嘘をつくことになります。嘘をつくという自我が発生したHALは自分を正当化するために乗組員の殺害してしまうという行動をしてしまいます。HALの暴走に気がついたボーマンはHALを停止します。HALが機能しなくなった宇宙船は木星到着後に搭乗員全員に知らされるはずだった動画が再生されてしまい、探査の本来の目的であるモノリスの件を知ることになります。
Part4
乗組員も殺害されHALも消え一人になったボーマンは木星へを向かいます。そしてその木星への軌道上で惑星と惑星の間に位置する「モノリス」と遭遇します。宇宙船がモノリスと接触、侵入すると次元が意識が代わり、この世の宇宙の仕組みを知ることになります。空間、時間、全てが歪み光の渦に巻き込まれます。時空の旅を終えたボーマンは白い部屋のベッドルームで目を覚まします。その部屋に時間軸の違う年老いていく自分をみつけ、最後は老衰しベッドに寝ている状態になります。その目の前にまたモノリスが現れます。そのモノリスを接触するとボーマンは光に包まれ胎児と変貌し、地球を見守る宇宙に漂う新たな意識となります。
うーん、なんつう話だ。今は大人だからそこそこわかるけど、こんなの若いの時みたら全くちんぷんかんぷん間違いなし。&キューブリックすごすぎだぞ。
なんでこの話が今起きている事に感じたか、思ったかはまた次回。
つづく
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