*LIFE

どこまでが自分か その2

みなさんイームズという人を知っていますか?ミッドセンチュリーモダンを代表するデザイナーで椅子のデザインが有名なのですけど あぁ!これね!みたことある!って感じの椅子だと思います。(ぐぐってね)建築家でもあり映像作家でもあります。夫婦で制作活動を行っており1977年に「パワーズ・オブ・テン(Powers of Ten)」という作品を発表しました。

IBMが出資して作成された映像といわれてます。僕はこれを最初にみたのはたしか20代の頃だったと思うのですが、あまりの衝撃にやや恐怖すら感じました。理屈はよくわからなかったのですけど怖かったのです。実際の映像は怖い要素なとまったくないし、実に洗練されたイームズらしい作品です。この映像のテーマはミクロからマクロです。すごく小さいものからすごく大きななものへの視点の物語です。今でいう量子力学などにも通ずる映像だと思います。

すごく小さいもの
細胞 → 原子 → 原子核

すごく大きいもの 
地球 → 太陽系 → 宇宙

僕たち人間の視点はこの間にあります。意識も普段は目の前にみえるこの間の世界にあるかと思います。ここがすべてだと思っているので他の視点があまりわかりません。Powers of Tenを見ると否応無しに自分の立ち位置があやふやな感覚に陥ります。たぶんこれが当時はすごく怖く感じたんだと思います。なんかよくわかんないけど自分ってなんなの? という感じです。最初みたときのざっくりとした感想は 自分のなかに宇宙があるんだ です。

最高に刺激的なのでぜひごらんください。

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