みなさん『グラマラスの法則』ってしってますか?
たぶん初耳だとおもいます。当然です。なぜなら僕の知り合いがつくった言葉だからです。
僕はこれを最初きいたとき、まさにそうだ!ととても感動しました。二丁目にワドアというバーがありましてそこの店長さんが言ってた話です。そこは二丁目でも比較的カジュアルなかんじで誰でもはいれるオープンなバーです。かといって観光バーではなくていわゆる王道のゲイバーです。観光バーというのは女子やのんけの人が二丁目にいってみたいな という感じで遊びに来た人をターゲットとしている場所です。言葉のまんま観光です。王道のゲイバーというのはゲイをメインとした客層のバーです。言葉で区別するなら生活でしょうか。生活バー あれ、なんかおかしい?
王道のゲイバーでもワドアは誰でも入れる(女子がはいれる)雰囲気のラウンジスタイルなので二丁目で遊ぶことが観光でなくすでに生活レベルのパンチのきいた女子がよく訪れます。華やかな世界で活動している人とか、帰国子女とか、ちょっと世間のルールからはみ出た人が居心地がよいのかなと思います。僕はあぁ、世間って男女が愛し合うんだとわかったころから、ふむ。俺は世間とはずれているのだなと思っていたので理由はそれぞれですが、世の中にズレを感じる人の気持ちはわかります。
さてさて
ある時、昔常連だった女性がひさびさ日本に帰国しワドアに訪れたそうです。
彼女は海外でずっと生活していて久々に帰ってきた日本にすこし嫌気がさしていたようでいろいろ思ったことをぶちまけたそうです。
『むかしは二丁目ももっとグラマラスだった!海外はどこもとっても楽しくてほんとにグラマラス!日本はほんとにいけてないわ〜』みたいな(あんまり詳しく話おぼえていないのでけっこうざっくり)
そこで店長さんはこう答えたようです。
『グラマラスじゃないのはあんた。あんたがグラマラスならどこにいってもグラマラスなはず』
僕はこの話だいすきなので、自分がグラマラス症候群に陥った時は ふと この話を思い出し はたしてグラマラスじゃないのは誰かな?と背筋を伸ばします。いい話をしようと思ったのですけどなんだか『一休さん』みたいになってしまいましたが、ふとした時に思い出してみるとすごくいい感じになれるので『グラマラスの法則』ぜひ活用してください。
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